我が大学生時代の地：千葉県市川市のアパート所在地は競馬場！？

タイムトラベルマップで紐解いていくと、時には予期せぬことと出逢う事も有る。
それが、タイトルに記載した「我が大学生時代の地：千葉県市川市のアパート所在地は競馬場！？」

白妙博明の大学生時代
古いアパートは・・・
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驚きの歴史
あとがき

白妙博明の大学生時代

生まれ故郷の山形県から千葉県市川市へと引っ越したのは
地元高校を卒業し、大学生として生活するため。
なお、当時は3つ上の我が兄と１年間一緒に住まいする事からスタートした。

最寄り駅は上野駅と成田駅を結ぶ京成電鉄の本八幡駅で、もう40年以上昔の事なので、記憶も薄れつつあるのだが、駅から10分～15分ぐらいの二階建て一軒家。下は大家さんの家だったと思う。

1年間一緒に住まい、そして翌年兄が大学を卒業すると同時に、独り住まいがスタートした。
選んだのは、同じ千葉県市川市で、最寄り駅は総武線市川駅。駅からちょっと遠目で15－20分ぐらい。

そこを選んだ理由は、はっきり言うと「家賃が格安だったから」(‘◇’)ゞ
建物は相当に年季が入ったもので、１階は管理人のおばあちゃん住まいで、２階部分の３つ部屋のうちの１つだった。

洗面のある部屋ともう１部屋、風呂なし、トイレは部屋のドアを出て、専用のトイレがあった。
いわゆる「ぼっとん式」であった(‘◇’)ゞ

部屋のガキがまた、とってもレトロ感あふれるものだったし、窓は木造ガラス窓、貧乏学生だったので(;^_^A

大学卒業後もしばらくは、その部屋にいたものの、その後お隣の下総中山駅が最寄り駅のこざっぱりした大家さんの二階の部屋へと引っ越した。

古いアパートは・・・

大学を卒業後、その住まいしていた古いアパートへと足を運んだことが有りました。
ただ、残念な事に、訪れた時には、既に影も形もなく・・・(;´Д｀)

古いアパートではあったものの、そこでの約５年弱の生活は、思い出がたくさんあります。
良い思い出もあれば、失敗の思い出も有るものの、それはそれで、今となっては、それらすべてが良い思い出に代わっている。

ぬまづ歴たびオリジナル「タイムトラベルマップ」で観てみよう

既になくなった建物でも、古い地図や航空写真には、あのオンボロアパートも残っているはず！？

早速、「タイムトラベルマップ」を広げてみる。

まずは地理院地図による現代

そして、徐々に時代を遡っていく。

空中写真 [1990年頃]へ

空中写真 [1980年頃]へ

驚きの歴史

更に古い地図でタイムトラベル👍

旧版地図昭和後期へ

更に遡って・・・・

驚いた✋

なんと、旧版地図昭和初期、その地図には「競馬場」の文字があった。

#白妙の深掘りをしてみると

市川競馬場は昭和６年から１４年まで開催されている。千葉県畜産組合連合会が運営母体で東葛飾郡行徳町に開設した。当時一県三カ所の競馬場までとなっていた為、香取郡の九美上競馬場の権利を買い取り昭和６年に開設している。人気のあった競馬場も昭和１４年には軍馬資源保護法が施行され、廃止となった。その後陸軍高射砲陣地となり、跡地は現在、住宅地や大洲防災公園となっている。
酔古地図　 2019年04月25日　古地図で巡る消えた競馬場４　市川競馬場より

とありました。

更に深掘りしてみると

「市川競馬場跡」とgoogleマップでも明記（〒272-0032 千葉県市川市大洲１丁目１８大洲防災公園）されており、以下のようなローカルガイドさんの投稿も有りました。

乙名丹次郎ローカルガイド·
7 か月前
千葉県香取郡香取町にあった、有志による草競馬が、1930（昭和5）年に県畜産組合連合会による運営の「九美上競馬場」になり、翌年「東葛飾郡行徳町本行徳」の当地に、「市川競馬場」として移転・開設されたとのこと。現在の感覚だと、行徳はもっと江戸川河口のほうのようだが、ここまで本行徳だったのだね。
競馬場としては、移転時のゴタゴタで観覧席も建設できないままに伸び悩み、日本が戦争に突き進んでいた1939（昭和14）年には、こんなギャンブルに貴重な軍馬ともなりうるウマが使われているのはけしからんと、「軍馬資源保護法」が施行されて廃場となり、跡地は陸軍高射砲陣地にされてしまった。十年に満たない、短い歴史だった。
古地図で見ると競馬場の面積は、跡地利用で作られた大洲運動公園よりはかなり広かった。いまは公園の一角に、上記の歴史を語る看板が建てられているのみ。
市川競馬場跡　クチコミ

さらに深掘りすると
トリップアドバイザーへ写真付きで「市川競馬場跡」の投稿が有りました。